↓これの続きの話です。
さて、前回のTOEFLが終わって半年以上経ちますが、それなりの進捗を出すことができたので記事でも書こうかなと思います。
前回からやったこと
・英単語3800のLv.1~Lv.3を一通り学習
・Listeningのシャドーイングの練習
・Writingの練習
・全体的な演習量の強化
が主な内容です。
単語
TOEFL対策の定番本(らしい)3800をやっと購入。
マイペースなので、9月~12月かけてやっとLv.3まで一周。ネットで色々調べると1か月とか2か月とかで全部回している人もいてすごい。 1回やっただけだと結構忘れます。3周くらいしていますがいまだに7割くらいしか頭に入ってません。携帯アプリの単語帳買って補強しようか迷いましたが結局買いませんでした。
Listening
個人的にListeningを伸ばす一番のコツはシャドーイングだと思います。僕は後述するTPOで練習しました。特に1問目と3or4問目に来るConversationのタイプが苦手なので、このPassageで集中的に練習しました。 あとはノート取りももちろん大事です。コツは、単語を書くことだけに意識が向きすぎてその間の会話を聞き逃さないようにすること。メモは文章である必要はなくて、単語だけで十分です。
Writing
Writingは今まで何故伸びなかったかがわからなかったので、とりあえずトフルゼミナールの問題集を購入。
これが結構いい本で、なぜ今までのWritingが駄目だったかよくわかりました。一言で言うと、Integratedは構成が不安定で、Independentは具体例が少なく一般論ばかりで作文を組み立てていたことですね。あとは時間がいつもギリギリだったこと。 問題集で基礎演習を積んだり解答例を自己添削した後、ひたすらTPO周回です。
演習量の強化
TOEFLに限らず競技数学・プログラミング(、入試?)など様々なことに言えると思うのですが、過去問を解くことよりも効果のある勉強はないと思っています。 で、どこに過去問があるの?という話ですが、TPO(TOEFL Practice Online)というサービスがあります。これは実は2つのものを指していて、一つはTOEFL公式が提供するプレテスト。1回5000円くらいしますが、公式の採点(ただしSpeakingとWritingは機械採点)が受けられます。もう一つは中国のサービスで、中国人向け?にTOEFLの過去問を公開している場所があります。ですがうまいことやると日本人でも使えます。詳しくは各自調べてみてください。
TPOで成果確認
3月にTOEFLがあるのですが、その前に成果確認がしたかったのと、自信が欲しかったので、2月にTPO(officialな方)を受験しました。
<結果>
日時 | Total | Reading | Listening | Speaking | Writing |
---|---|---|---|---|---|
2020/12 | 66 | 19 | 14 | 16 | 17 |
2021/6 | 80 | 22 | 21 | 20 | 17 |
2022/2 | 103 | 29 | 25 | 21 | 28 |
ということで、念願の100点突破!!PracticeなのでUnofficialなスコアとはいえ、とても嬉しかったです。
(Speaking以外は)かなり成果が出ました!とりあえずSpeaking以外の勉強法は正しいとわかったのでこのまま継続。Speakingの対策を集中的に行うことにします。
Speakingの強化
Speakingがあまり伸びなかったので対策。TPOの採点は確かAIがやっているそうです(ちなみに本番は人間メイン+AIがサポート、という形らしい)。本番のスコアがどれくらいになるかは読めない部分もありますが、まあやっておいて損はないでしょう。
対策として、TOEFLのSpeakingは問題ごとに形式が決まっているので、それに応じたテンプレートを作り、実際に使う練習をしました。 具体的には、例えば1問目は短いQuestionが与えられて「Do you agree or disagree with this statement?」みたいな感じなので、テンプレートとしては、
In my opinion, I think that __________.
The main reason is that ____________.
For example, __________.
Another reason is that __________.
For example, __________.
みたいな感じです。これをSpeakingが始まる前にメモ用紙に書いておいて、始まったら穴埋めして読んでいきます。そうすることで、話している最中に全体の構成について考えずに済みます。
スクリプトを用意するときに気を付けるのは、
・ある程度文章の形で書いておく
・できるだけ簡単な・ちゃんと理解している単語を使う
です。
前者についてですが、僕は今までSpeakingの問題をやっている最中に文がうまく組み立てられず止まってしまう、なんてことがありました。それを防ぐために、ある程度文章の形をしたメモを書いておきます。ただし一字一句全部書く時間はないので、自分が見てすぐわかる範囲で適宜省略しましょう。
単語については、難しい単語を使うと話した後で「あれ、これってこの使い方であってたっけ…?」となり、不安になったりわざわざもう一度言い直したりしてしまってあまりうまくいきません(経験談)。なので、自信のない単語は使わない方がbetterです。
他の科目は今までと同じような練習をやってきました。そして3月某日、いよいよ本番!
本番
一番乗りで会場入りするために早めに家を出ます。昼食は軽めにしました。これ結構重要で、睡魔はかなりパフォーマンスに響くと感じています。
Readingは練習では5分くらいしか余らなかったのですが、本番は10分余りました。結構自身もあったのでOK。
Listeningは2or3セクションあるのですが、自分の時は3セクションでした。おそらくどれかのセクションがダミー(採点されずスコアには影響しない)だったのでしょう。最初のConversationと、Section 2のLectureが全然理解できなくて焦りました。あまりベストパフォーマンスを発揮できなかったと感じましたが、これを引きずるわけにもいかないので、気を取り直して後半戦へ。…の前に、Break timeの間にSpeakingのテンプレを作成しておきます。
Speakingはかなり順調で、全部の問題でほぼ止まらずに話し続けることができました。Writingも大きな失敗なく無事こなせたと思います。
唯一間違えたのは会場選びですね。僕は本郷の会場で受験したのですが、仕切りが浅く、Listeningの回答中に隣の人のイヤホンから音漏れしてそちらのLectureが聞こえてしまい、集中力がそがれました。あとWritingが始まったときに周りはまだSpeakingをやっていてうるさかった記憶があります。耳栓を持って行ったのでそれをつけながらやりましたが、やはり静かなのにこしたことはないです。会場選びもネットで調べればもっと色々出てくるはずなので詳細は各自でリサーチしてみてください。
結果
日時 | Total | Reading | Listening | Speaking | Writing |
---|---|---|---|---|---|
2020/12 | 66 | 19 | 14 | 16 | 17 |
2021/6 | 80 | 22 | 21 | 20 | 17 |
2022/2 (Unofficial) | 103 | 29 | 25 | 21 | 28 |
2022/3 | 100 | 30 | 26 | 21 | 23 |
と、いうことで。とりあえず念願の3桁台に乗ることができました!ただ結果が出るまでは110点も夢じゃないと思っていたので、ギリギリな点数だったのは正直ショックです。
まず嬉しかったのはReading満点!ReadingとListeningの結果は試験終了後すぐにわかるのですが、めちゃくちゃ嬉しくて帰り道ずっとニコニコしてました。練習でも満点は確か1回しかとったことがなかったので、本当に嬉しかったです。(でも総合点を見ると、Readingで満点取れてなければ100点に乗らなかったわけで、そう考えると怖いね…)
Listeningも思ったほど悪くなく、2月の模試よりも1点上がりました。こちらも練習では満点とか1ミスとかでできたときもあったので、欲を言えばもっと欲しい気もしますが、まあ十分です。
ただ、SpeakingとWritingは意外と点が出ませんでした…。特にWritingはTPOで28点出せていたのに本番は23点で、なぜ…?? となっています。余裕があればもう1回受けようかなぁ。Speakingも対策した割には上がらず。これはもう少し研究が必要かもしれませんね。
ということで、一昨年から今年にかけてのTOEFL iBTの話でした。
なぜTOEFL受けてるの?なぜ高得点を目指してるの?という話ですが、ちゃんと理由があります。今後はその目的達成に向けた第2ステップに向けて、いろいろ進めていこうと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!